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古民家をリノベーションして民泊旅館in知多市岡田

知人の愛知県知多市岡田地区のMさんから、古民家再生の話で色々と相談を頂いていました。

可能なら一度、現地に来てみて欲しいと。
自分も趣味の一つを兼ねて訪問させて頂きました。
知多市の岡田地区は、なだらかな山の麓、傾斜もあり観光地化するには
大化けできる可能性を秘めている穴場観光地のエリアでございます。

名古屋の南に位置し江戸時代から織布 知多木綿で栄えた歴史ある街なのです。

なんと言っても常滑市セントレアから近い、夜間便着にてそのまま素泊まり可能。
常滑の「ぼろかっこいい」窯中心に活用したエリアとはまた、別の趣。
丘の上には豪商・豪農の旧家が多く点在しタイムスリップを味わうことのできる観光地なのです。

その中の一軒M家、先祖さんは農家と言われていますが、ただの農家ではありません。
門構え、蔵、庭の池、中庭と旅館並みの迫力、それに炊事場の窯、焚きもの湯の風呂、裏山のプチ登山散策コース。
山の一部も所有されているとも事。民泊には大いに活用できそうな美味しい素材の宝庫。

なんと言っても蔵をメインに宿活用したいものです!

薪でお客様自身でくべるお湯・お風呂の体験も可能らしく体験・体感型も充実していそう!
イタリア人・フランス人の本物志向な西洋人には受けると思います。

近隣の知多市クラフトビール製造工場「OKD KOMINKA BREWING」と
そのブルーパブ「範丈亭」も素敵で楽しそう! Mさんの先輩の経営(写真3枚)だそうです。
昼と夜のお食事とお酒と宴会場には困りませんね!

空調屋の自身として協力できることは、民家の大広間のイメージを崩さないように床下にダクト型空調機器を配置し、
板の間床から全館空調方式で金属グリルを設置し、気流を流す。
吹き抜けで30畳以上ほどの大空間も問題なし。お客様商売ですからリスク分散で2台別設置をお勧めします。
また壁掛けエアコンは少々雰囲気を壊しますよね?

なおかつ、空調リターンすべての空気の戻りに光触媒金属フイルターを設置すれば
古民家独特の木材・建具・骨董品の臭いも軽減。そんなプランをアドバイスさせて頂きました。
あと、外観はチャコールグレーのいぶし銀瓦を中心に墨色と弁柄(エンジ色)と白(塗壁)で
3色メインで調和を取ることで話はまとまりました。

今から、いつ完成するのかは未定ですが、コロナの終息とタイミングが合えばなおよい時期になることと思います。
また、追ってリポートさせて頂きます。